木の時計

シンプルなデザインで半日でつくれる木の時計です。
丸く加工した材料と、ムーブメント、針が構成パーツです。
写真では既に目盛りの穴を開けていますが、お渡しする材料には穴は開いていません。

①材料は直径160、180、200、
②樹種はハードメープル、ブラックチェリー、ブラックウォールナット、
③ムーブメントは電波時計かクオーツか、秒針はスイープかステップか、
④針のデザイン

を選んで頂けます。

木目を見ながら12時の位置を決め、他の目盛りの位置に鉛筆でマークを入れていきます。
サンプルでは木目が瀬戸内海に浮かぶ宮島に見えたので、空の位置を12時にしました。
目盛りの位置にボール盤で穴を開けていきます。

裏返してムーブメントが収まる座ぐりをフォスナービットと言う特殊なドリルで加工していきます。
半日でつくれるようドリルのカタチをそのまま残していたのですが、これがかえってカワイイとの声を頂いたので、そのままとしています。

ドリルでの加工が終わったら、ヤスリがけです。
綺麗になるまでシュッシュッと頑張って磨きます。

その後オイル塗装を行い、慎重にムーブメントと針を取り付ければ完成です。

ひとつひとつ異なる木目を選びながら、世界に一つだけの時計をつくる時間は、短いけれど充実したひとときになると思います。